Davis Museum Permanent Collection

Danger Museum | Miho Shimizu | Øyvind Renberg | Tomorrow & Yesterday | Davis Museum | Barcelona from Davis Museum on Vimeo.

Thanks to:
Àngels Casanovas と Sonia Blasco
カタルーニャ州立考古学博物館 – バルセロナ
http://www.mac.cat/Seus/Barcelona

Mar Gomila

Eurofitness Perill – バルセロナ
http://perill.eurofitness.com

JANUARY 1 – APRIL 30, 2013

212. 清水美帆 & オィヴン・レンバーグ (DANGER MUSEUM)
(東京、日本、1976 | オスロ、ノルウェー、1976)
Tomorrow & Yesterday、2012、シリンダー シール、ポリウレタン樹脂、7.4 x 2.9 インチ。

寄贈日付:2012年11月6日
制作協力: 高橋量平 (Gelchop)

DAVIS MUSEUM
The Davis Lisboa Mini-Museum of Contemporary Art、バルセロナ、スペイン
世界最小の現代美術館!

清水美帆 とオィヴン・レンバーグのデンジャー ミュージアムは移動美術館として活動を開始し、友人や他のアーティストの作品を展示する場として形を変えながら旅をしていました。こういった活動を数年続けて行くうちに、旅での体験、私的な出会い、訪れた場所に順応することに刺激を受け、やがてその場の状況に呼応した視覚的な作品やオブジェを制作するようになりました。それは収集した素材をコラージュにし、経験を再構築し、フィクションと記録の要素を織り交ぜて制作していくものです。

二人の応用美術やシリーズ作品への興味は、エディションの作品(マルチプル)、家具、ポスター、LPレコード ジャケットの制作、食器といった作品に反映されています。オブジェが美術の枠の中や外を行き来することで作品の意味合いが変わることは、こういった活動の原動力の一つとなっています。

プロジェクトはそれぞれの名前、デンジャー ミュージアム、そしてマルチプル作品を扱うピーナッツ サーキットとして発表しています。

「Tomorrow & Yesterday」はDavis Museumのために制作され、日本の絵巻物から発想を得たシリーズの延長上にあります。清水とレンバーグは、いままでにノルウェーのフィヨルドの旅を元にした水彩画のシリーズで、絵巻物の物語構成の可能性を探っています。「Tomorrow & Yesterday」はcyinder seal(円筒印章)という彫刻の施された筒状の道具で、それは古代メソポタミアに由来し、粘土の上に転がすとレリーフ状の絵柄が現れます。レリーフのモチーフは男と女の関係を表現したアレゴリーです—男が鳥を狩り、その鳥の卵から雛が生まれ、男を狩る。粘土の上を転がし続けることにより、この関係は永遠に繰り返されます。